ビルや工場、商業施設などの高圧需要家は、電力会社から高圧(6600V)で受電した電気を低圧(200Vや100V)に降圧して使用します。
そのための設備が高圧受電設備です。
これらの設備について、電気工事や電力関係のお仕事をされている方はイメージできると思いますが、私を含めたそうでない方は、現物を見る機会もなくイメージしずらいです。
そのため、高圧受電設備の全体像と各機器についてわかりやすく説明されている、まき電脳さんの動画をご紹介します。
多くの方に参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事のまとめ
高圧受電設備の全体像
まずは高圧受電設備の全体像をみてみましょう。
この2本で全体像がよくわかります。
高圧受電設備とは
高圧受電設備のイメージ
単線結線図の概要と読み取り方
単線結線図とは、各機器を図記号で表し、機器をつなぐ複数の電線を1本の線で表した回路図のことです。
初見では複雑に見えますが、読み取り方を知ればそこまで難しいものではありません。
こちらの説明をみてみましょう。
各機器の概要と機能
単線結線図に出てくる各機器の概要と機能についての説明動画です。
これらを見ることで個々の機能も理解することができます。
高圧気中開閉器:PAS
高圧ケーブル・ケーブルヘッド
電力需給用計器用変成器:VCT
断路器:DS
遮断器:CB
高圧交流負荷開閉器:LBS
高圧カットアウト:PC
変圧器:T
高圧進相コンデンサ:SC
直列リアクトル:SR
避雷器:LA
最後に
高圧受電設備に関わる問題は電気施設管理分野で出題されます。
多くの出題はありませんが、今回ご紹介した動画を見て、関連する過去問をやっておけば充分に対応することができるでしょう。
合格目指して勉強しましょう!
・高圧受電設備の全体像のイメージ
・単線結線図の概要と読み取り方
・各機器の概要と機能